個人美容サロン初めての集客方法

ターゲットを絞る

集客において重要なのは、エステサロンにどんな人に来て欲しいかを考えることです。
お客様像を固めなければ、いくら広告を打っても、お客様に響く内容になりません。

あなたがお客様にしたい方の

・性別
・職業
・年齢
・収入
・趣味

など、細かく考えていくことが大切です。

マーケティングの本にも書かれていますが、理想の顧客像をたった一人に絞るのがポイントです。
これをマーケティング用語では、「ペルソナ」と言います。

たとえば、「周辺地域にお住まいの30代自分磨きに熱心な働く女性」をターゲットにしたとしましょう。
ターゲットが決まれば、集客方法も決まってきます。

・一人暮らし用のマンション・アパートにチラシをまく

・近くの商店街にチラシを置いてもらう

・仕事帰りでも寄れるように夜遅くまで営業していることをアピールする

などです。

これが電車に乗って来てもらうことを想定した場合、広告用のチラシは電車の吊り広告を利用するなど、宣伝ツールが変わってきます。

主婦の方をターゲットにするのであれば、夜遅くに営業していることよりも、平日昼間に通いやすいエステサロンであることをアピールした方がメッセージが刺さるでしょう。

このようにターゲットが変われば、集客方法も伝えるべきメッセージも変わります。

だからこそ、集客をしようと思ったら、まずはターゲットを明確に絞り込むことから始めましょう。

コンセプトを決める

次に開業前に決めておきたいのは、エステサロンのコンセプト。
ここはターゲットが決まれば自然と決まってくることも多いかも知れません。

「コンセプトって何を決めれば良いの？」

と思う方も多いのでは？
コンセプトとは、簡単に言えば、「あなたのエステサロンのウリ」。
マーケティング用語で言い換えれば、「USP」に近い意味合いです。

USP=Unique Selling Proposition

つまり「独自のウリ」。

他のサロンもしているようなウリではコンセプトとしては弱いです。
あなたのサロンだけの特別なウリを考えてみましょう。

たとえば、

・何かのメニュー・ジャンルに特化する

・サービスに特色を出す

・他とは違う専門性をアピールする

などを元に考えるのがおすすめ。具体的に言えば、
「誰でもすぐ小顔になれるカットが得意な美容室」

「立ち仕事でパンパンの足が気になる女性専門の美脚エステ」

「デスクワークで疲れた頭がすっきりリフレッシュするヘッドスパ」

「忙しく働く女性でも通える、夜２１時以降も営業するサロン」

「平日昼間はお得な割引＆ティーサービスあり、主婦の憩いの場に」

などがコンセプトとして考えられます。
「どのようなターゲット」に「どのようなサービス」を

届けるのかをじっくり考えてみてください。